段ボールの可能性を広げるユニークな経営をしている会社

大阪市天王寺区に段ボール工場を持つ小さな会社「矢野紙器株式会社」があります。
この会社では、物流用等の段ボール箱の生産を手掛けていますが、それと同時に段ボールを活用した遊具を作成し、子供達への遊び場を提供すると言うビジネスにも取り組んでおり、この会社では段ボールパークと名付けて力を入れています。

段ボールパークは、ショッピングセンターや住宅展示場で、集客の目玉として遊具や恐竜の模型を設置したり、保育園や幼稚園に設置してイベントを開催したり、地域のイベントでも利用されています。

強化段ボールを使用して、安価に軽くて頑丈なものを一定期間利用するのに最適な設計をし、安全性を考慮しながら設置を行うというビジネスを展開されているのです。

この会社は、こうして強化段ボールで社会に喜ばれる新たなビジネスを展開されている点の他にも特徴があります。
この会社の従業員はわずかに12名と言う中小・零細企業の典型ですが、その従業員の半数の6名が、なんと障害者だと言う点です。

大企業には、一定の比率で障害者を雇用する義務がありますが、中小企業でありながら、そんな率を遥かに凌ぐ多くの障害者の方々に働く場を提供されているのです。

小さいながらも製品を通じ、また従業員に障害者を積極的に採用する事で、社会貢献を果たそうとされているのです。
一般の家庭ではこうした段ボールメーカーに段ボール箱を直接発注する事はありません。
しかし地域のイベント等で段ボールパークを利用させてもらう事で、応援したいと思える会社と言えます。